こだわりポイント・その2 効果音
状況を鮮明に伝達する手段として用いられるのが、『効果音』です。
「いつ・どこで・だれが・なにを」のうちの『なにを』を補助する役割を担っています。
歩く・走る、立つ・座る。
扉の開閉、ノック、乱暴に叩く。
食器が触れる、紅茶を注ぐ、油が跳ねる、換気扇。
新聞を捲る、ノートを開く、筆を走らせる、鍵を拾う、紙を滑らせる、ベル。
さまざまな生活音を事細かに表現することで、物語の雰囲気をより際立たせます。
また、Hシーンにおいても『効果音』のこだわりは健在。
衣擦れ音を細かく付与し、左右の定位をはっきりさせます。
声に合わせた粘り気のある水音だけでなく、わざと衣擦れ音を加えることでリアル感を倍増。
上下に動く手の動きや、シーツを握りしめる音までしっかりと再現。
声に合わせた『効果音』は、腰をぶつける音にも使われています。
“いま『なにを』されているのか”をとことん追求したものとなっています。